still on journey

なにもない、なんてことない日々のこと

好きな本のこと

今日が仕事はじめ。

とは言え、金曜日だからすぐまた休みだし、半分くらいの同僚は有休で休みをとっている。

私は映画を見に行ったりするときにちょくちょく有休を使うので、こういうときはあんまり休まない。家庭がある人優先で休んでもらえればいいと思う。

 

えっと、本。

そう、好きな本について書いておこうと思ったんだった。

今は高山なおみの「ウズベキスタン日記」を読んでいる。前に読んでいた「ロシア日記」の続編みたいなものらしいので、一緒に図書館で借りておいたやつ。

 

私は基本的に、本格系の推理小説ばっかり読んでいることが多い。

あとは、何かのきっかけで読みたくなった教養系の本とか。

紀行文も大好きなんだけれど、なかなか自分の好みに合うものに出会えなかったりする。小説は好きな作家さんでも、紀行文やエッセイになるとイマイチ…ってこともよくある。

 

だから、好きだと感じる紀行文はとても貴重だなと思ってる。

高山なおみという人を作家として考えると、他のエッセイをちらりと読んだ限りではあまり好きだとは思えなかったのに、「ロシア日記」と「ウズベキスタン日記」はとても面白い。

さすが料理関係の方だけあって、ごはんの描写が詳しくて、読んでいておなかがぐーぐー鳴ってしまうこともしばしば。

感性はちょっと嫌だな…というか、繕わずに書いてらっしゃる感じなのでこちらとしてはうーんと思うこともなきにしもあらずではあるけれど、そこも含めてなんだか味がある。

 

パリ日記もあるらしいけど、それはこの2冊とは違って配偶者との旅行らしく、それはそれでちょっと微妙かな?と思ったりする。

女性二人旅の、あまり相手に干渉しすぎず、お互い好きに動いている感じが心地よいのかも、と思う。

 

これを読み終わったら、若竹七海の女探偵シリーズを図書館に取りに行かなければ。