still on journey

なにもない、なんてことない日々のこと

休みはあっという間。

1/2はだいたい東京国立博物館へ行くことにしている。

博物館に初もうで、という催しをやっているので。

 

新年から美しいものを見ると、またがんばろうって気になる。

今日見た中では、国宝室に展示されてた長谷川等伯の松林図屏風にはとても感動した。

日本画なんて全然わからないし特に興味もないんだけど、あの屏風は好きだった。

空白がこちらの想像を掻き立てて、霧の湿気や森のにおいまで感じるような錯覚さえしてきて、ずっとじっと眺めていたくなった。

 

知識とか全然ないけど、きれいなもの、圧倒的なものを見るのは好きです。

 

正月早々とは言え、今上野ではフェルメールとかルーベンスムンクまでもやっているのですごい人でした。

あ、パンダもいるしね。

私はトーハクのあとはルーベンス展をちらーっと見てきた。トーハクは常設展だから人が多くてもスペースが広くてある程度分散しているのでのんびり見られるけど、美術館の企画展はほんとに人が多くて…うんざり。

フェルメールムンクも興味はあるけど、ルーベンス以上に混んでたのでやめた。ムリ。並ぶの嫌い。

 

ふたつ見終わってもお昼前だったけれど、せっかく上野まで出たのだからと思って、みはしで軽食とおしるこを食べた。

正月っぽいものを食べるのはこれで最初で最後かもしれないなぁ…

 

本当は、万世橋の方まで行ってフクモリでランチしようかなーなんて思っていたけど、正月特別メニューしかないということだったので、やめた。

 

楽しい時間はあっという間で、休みもあと1日しかないなんて…

絶望的な気持ち。

これがサザエさん症候群か。

私みたいな、くそみたいな仕事しかしてない人間でもこんな気持ちになるんだもん。

みんな追い詰められて線路に飛び込みたくもなるよね。

 

最近、自分の将来を考えて、ほんとにもうお先真っ暗だなーなんて思っているのだけど、それは自分が大して努力してこなかったせいでもあるわけで、結局自分でどうにかして折り合いをつけてやっていくしかないんだろうな、と分かりきったことをまた何度も何度も言い聞かせている。

 

定年したら実家に帰って親の介護をするしかないんだけども、両親ともいなくなって、お役目を果たしたら私も消えてしまいたいよ。