still on journey

映画や本の覚書き

ELLE

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前にも書いたけれど私は本当に豆腐メンタルで、なかなか自分の感情や記憶と作品を切り離して鑑賞できない。

主人公が辛い目に遭うとすぐ自分の何かを投影して辛くなってしまう。

そういう人間なので、この作品が公開されたときはあらすじを読んで完全にビビって見に行かなかった。

でもすごく気になっていて、かと言ってDVDとかでは絶対見ないだろうし…と思っていたら新文芸坐で上映があるとのこと。

年末年始存分に休んでエネルギーチャージしたので、今ならいけるかもと行ってきた。

 

実際見てみた感想は、百聞は一見に如かずというか、主人公のミシェルがどんな人非人かとびくびくしていたら、全然そんなことなかった。

彼女の行動を理解できないと言う人もいるみたいだけど、そもそも理解できるように作ってない気がした。理解させたいとも思ってない。

それでいて、彼女はこういう原因でこう思って、だからこうしたのでは?とか考察したくなるような作品なんだけど、それも込みでミシェルの魔性だなーと思った。

そして、一人の女性としての意見を言うなら、決してミシェルを理解不能だとは思わなかった。細かく言葉にすると無粋だし過激になりそうだからできないけど。私の中にもミシェルはいる。確実に。

あと、最後の隣人妻の言葉は戦慄だね。

心病んでるのはあなたもやで…と思った。

 

総評:イザベル・ユペールがすごすぎる。なにこの人。

 

見られてよかったです。

新文芸坐さんありがとう。